クロストーク!
「先輩×後輩」

さくら工業で活躍する社員による座談会。
様々な立場・環境の社員同士だからこその、スペシャルセッションです!

越智部長

創設立当初からのメンバー。工事部長として全現場の総合管理や社員への技術指導などを行う。水道事業への貢献が認められ、天皇陛下より「瑞宝単光章」を受章。最近、釣りの魅力にハマっています。

櫻井専務

異業種からの転職。設計はもちろん施工まですべて未経験から勤続7年目。案件の取りまとめや営業を担当。電子書籍を購入し、趣味の読書がさらに楽しくなりました。

仕事がわかると本当におもしろい!
櫻井
部長はこの仕事に就かれて何年になるんですか。
越智
会社創業直後からやから40年以上になるね(笑)
櫻井
40年とは長いですね。どこかで修行して知識をつけてからの入社だったのでしょうか。
越智
いやいや、何の知識もなく一からの入社やったよ。
櫻井
えー、それは大変だったんじゃないですか?当時の職人さんといえば・・・
越智
大変よ(笑)。現場で一緒になる他業種の職人さんもプライドの塊みたいな人たちだから。
櫻井
そうですよね(笑)。今のような新人教育があった訳ではないですもんね。
越智
技術は目で盗め!の時代だから。今みたいに来てくれた人を一生懸命育てて、設備業界を盛り上げようって感じではなかったね。
櫻井
せっかくこの業界に来てくれた方が業界を離れてしまうのは本当に勿体ないですよね。
越智
本当に勿体ない。初めは皆わからなくて当然。
櫻井
全国の工業高校でも、土木科や電気科はあっても、さくら工業の仕事である「配管設備」は科目自体が無い事がほとんどなんですよ。
越智
だから、全員最初はわからない状態からスタートなんよね。
櫻井
そうなんです。だからこそ、さくら工業では新人教育を大切にしてきましたよね。おかげで離職率も低く抑えられてきました。
越智
仕事がわかってくれば本当におもしろい業種なんだけどね。
櫻井
新入社員教育は具体的にどういった事を行っていますか?
越智
例えば事務所での配管の研修指導。あとは基本工期の短い現場に着任して、工事の最初から最後までを体験してもらう。大きな流れを知るのは大事だからね。
櫻井
流れを知れば「次に何をすればいいか」がわかりやすくなりますよね。大事だと思います。
越智
一番大切にしているのは質問してもいい雰囲気づくり。怖くて聞けないとか、言い出せない事を無くしたい。年齢の近い方を教育につけたりしますね。
櫻井
私も困るとしょっちゅう部長に電話して、色々教えてもらってますもんね(笑)
あとは、時々面談を実施して、困っていることとか聞くようにしてます。
越智
うちが教えるのは本当にスタンダードな技術で、どこに出しても通用する基本を大切にしている。またさくら工業独自の考え方で、すべての施工を国交省基準にしているから、どんな現場でもワンランク上の対応できると思う。
設備の世界の面白さ
櫻井
部長はこの仕事、どんなところが面白いと思いますか。
越智
現場は生き物。毎日刻々と変わる状況に合わせて、自分がどう動くか、次に来る工程ではどんな事や物が必要になるのか、一つとして同じ現場は無くて、毎日いろんな事が起こって・・・まあ、楽しいよね(笑)
櫻井
わかります。段取りや思惑がピタッとはまった瞬間の気持ちよさとか、いろんな問題を技術と経験で捻じ伏せていく感覚とか(笑)
越智
あと職人の技術で、施主さんはもちろん、他業種の職人さんも驚かせてやりたいと思ってやってるよね。
櫻井
職人ですねー(笑)配管一つとっても、配管方法、後々のメンテナンス性、など職人技術の塊ですもんね。業種は違えど見る人が見ればわかってもらえますよね。
越智
うちは見えない壁の中、土の中の配管も美しいよ(笑)
櫻井
社内検査の時もライトで壁の中までよく見せてくれますもんね(笑)。見えないところもこだわっていますよね。
越智
あと大成建設さんが「地図に残る仕事」っテレビCMでやってたけど、やっぱり完成した時はうれしい。そこを通るたびに「この建物うちが作ったんだ」って思う。
櫻井
家族に自慢したりしますよね。大きいだろー?って(笑)
越智
でも大きな建築物だけでなく、家庭のリフォームや修理をした時、お客様が喜んでくれるのも嬉しいね。
櫻井
嬉しいですね。特に設備は引き渡した後もメンテナンスなどで長いお付き合いになりますし、ダイレクトにお客様の声を聴けるのはモチベーションが上がります。
これからの設備業界
櫻井
部長は設備業界の将来についてどう思いますか。
越智
いま先進のIT会社なんかが他業種に進出して技術革新を起こしたりしてるよね。
櫻井
例えばGoogleの地図アプリでカーナビ業界が苦戦してたりですか?
越智
そうそう、今後設備業界にもそういう波が来ると思う。
櫻井
じゃあGoogleに負けて無くなりますか、設備業界。
越智
いやそれは無くならないよ。
うちのやっている設備という仕事は、人が建物の中でいかに快適に暮らせるかを提供する仕事でね。
現場は建物の数、需要は人の数だけ全部違うけど、それに向き合って対応してきたノウハウがさくら工業にはあるからね。器具や材料に技術革新が起こっても、人と対話し、より良い提案をして施工する我々は変わらない。
櫻井
そうですね。いかに大きな変化があっても、水を供給して、水を排水するという大前提は変わりませんし、水、空気の供給はライフラインの根底ですよね。
特にこれからは「新しい生活様式」が必要になってきますし、住環境の最適化、設備業への期待はさらに高まると思っています。
越智
先進企業さんには頑張ってどんどん新しい機器や材料を開発して欲しいね。お客さんも喜ぶし、最新の機器はワクワクするし(笑)
櫻井
部長、機器や材料大好きですもんね(笑)
求職者の方へのメッセージ
櫻井
最後に当社の求人を見てくださった方にメッセージはありますか。
越智
まず、設備業の経験者で、さくら工業の求人を見つけてくれた方に、この設備業界に残ろうと思ってくれてありがとうとお礼を言いたいです。そして、他業種からこの業界に興味を持ってくれた方へ。当社の施工技術は、基本や標準というものを本当に大切にしており、どこに出しても恥ずかしくない技術だと思います。バックアップ体制を整えていますので、是非安心して当社で技術習得にチャレンジしていただければと思います。
櫻井
うちは一連の技術を身に着けてもらった後も、皆が皆職人の道を行くのではなく、次のステップとしていろんな職種を用意していますよね。これはとてもいいですよね。
例えば、現場にて職人の技をさらに極める、今度は現場の施工管理をする。または、お客さんと直に対峙するリフォームスタッフになるなど。
それと、資格取得に補助の出る制度もあります。
越智
改めて、面白い業界だと思いますし、職人のこだわりと現場の採算性の板挟みで苦悩したい方はぜひ来てください(笑)
櫻井
そうですね。職人のこだわりに触れられるという点でもとても貴重な現場ですよね。本日はありがとうございました。
中途採用 ENTRY!